工藤直子さんの本のうらの写真をイメージしてたら、真っ白頭の工藤さんが出てきたのでビックリしました。結構なお歳だったのね。
でも、話はかなり上手。聞き入ってしまいました。
言葉をほんとうに楽しんで使ってるって感じ。
もっともっと工藤直子さんの詩が読みたくなりました。
Youtubeで工藤直子さんの朗読を発見。
そうそう、この声!と思いました。
「おれはかまきり」
「ねがいごと」
最後にこの朗読を聞いて、じーんとしました。
「あいたくて」
工藤直子
あいたくて
だれかに あいたくて
なにかに あいたくて
生まれてきた──
そんな気がするのだけれど
それが だれなのか なになのか
あえるのは いつなのか──
おつかいの とちゅうで
迷ってしまった子どもみたい
とほうに くれている
それでも 手のなかに
みえないことづけを
にぎりしめているような気がするから
それを手わたさなくちゃ
だから
あいたくて
なんか、詩もすごいけど、全身からパワーみなぎる工藤直子さんでした。
心の奥底にギュッとくる感じ。
すごっ。
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